安曇野発ケチケチファーマーズブログ
桑畑で作業していると隣接する家の方が何かの本を持ってきた。
「これ、お宅の桜じゃない?」
そう言われ開かれたページを見ると確かにウチの枝垂桜が写ってるΣ(゚Д゚)
貞享義民記念館で買った本を読んでいたら見つけたとのことだが、
まさか名所でも何でもないウチの枝垂桜が載るとは驚き…

安曇野市豊科郷土博物館♪
©az-tic life

家に帰ってから早速ネットで調べてみると貞享義民記念館以外にも、
安曇野市豊科郷土博物館、安曇野高橋節郎記念美術館、
穂高郷土資料館でも取り扱っていることが分かり、
この際だからと安曇野市豊科郷土博物館へ買いに行くことに♪
前の道は良く通るが建物の中に入るのは小学生以来…

5年生くらいの時に社会の授業で拾ヶ堰について学ぶため、
学年全体で見学に訪れたはずだが立体地図以外あまり覚えていない…
しかし農業をやっている今となっては実に興味深い物ばかりで、
常設展示の『安曇野をめぐる水と私たちのくらし』では、
馬耕の様子を再現した模型や昔の農具なども展示されていて、
改めて安曇野の農業の歴史を学ぶことが出来た♪

安曇野風土記Ⅰ~Ⅲ
©az-tic life

そして購入した本がこちらの『安曇野風土記Ⅲ さくら サクラ 桜』♪
著者は長野県立歴史館長であり元信州大学副学長でもある笹本正治氏、
編集は安曇野市教育委員会でA5サイズの税込800円。
安曇野市内各所にある様々な桜を写真と文章で紹介しているが、
地元の誰もが知っている名所はもちろん個人所有の桜も多数載っている。
今回はついでに祭りの写真を収めた『安曇野風土記Ⅱ 祭りが結ぶふるさとの絆』と、
水辺の風景が美しい『安曇野風土記Ⅰ 水で結ばれたふるさと』も購入…

44ページに…
©az-tic life

その『安曇野風土記Ⅲ さくら サクラ 桜』の44ページにウチの枝垂桜が♪
安曇野市教育委員会が編集で目を通したであろう文章には、
『このまま成長を続けてくれることを祈ります』などと書かれているが、
この場所は安曇野市の方針で数年前から転用が可能な田園居住区域となり、
いずれ田園とは無関係な宅地開発に飲み込まれてしまう…
典型的な縦割り行政に翻弄されるとは何とも皮肉な運命(´;ω;`)

優良農地を守るためには多少の犠牲も仕方ないのかもしれないが、
長い年月を掛けて作られてきた風景がまたひとつ消えてしまうのは寂しい…
少子高齢化が加速する中で人口10万人という目標を掲げ、
若い世代を呼び込もうと宅地開発を推し進めている安曇野市だが、
その一方で屋敷林の荒廃や空き家の増加も目立つようになってきたorz
35年ローンで無理して建てた味気ない家に住んでもらうよりも、
中山間地域ではお馴染みの空き家バンクを設けたり、
実家を二世帯住宅へとリフォームすることに補助金を出したりと、
今あるものを活用する方がより豊かな人生を送ってもらえるのではないだろうか?
安曇野が必死に働いた後の単なる寝床として色褪せてしまわないよう、
まずは人々のココロに彩りを添えられるような政策が必要だ。

 追記:

 2017年4月19日発行の『広報あづみの』にて、
 安曇野市空き家バンク開設の情報が掲載されました(≧∇≦)
 
 安曇野市空き家バンク

気付けば話が大げさな方向に脱線してしまったが、
ウチの枝垂桜については自分の力ではどうすることも出来ないorz
接ぎ木や挿し木で一部だけでも残せるのならやってみる価値はありそうだが…

安曇野風土記3『さくら サクラ 桜 安曇野風土記3』 発行
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コメント
この記事へのコメント
そうなんです。当地は神奈川県厚木市。人口増加よりももっと金にまつわる話。農地で置くよりも農転して宅地にして固定資産税収入を増やそうという狙いがあります。抵抗していますが許可されてしまいました。経過は厚木市農業委員会の会議録1月を見てください。まるで農業委員会は固定資産税増大推進委員会です。腹立つ。
2017/04/25(火) 23:27 | URL | クレマチス #-[ 編集]
農地に対する考え方は昔と随分変わってしまいましたねorz
ご先祖様が苦労して開墾したとか、農地解放でとか、
そんな話をするお年寄りも少なくなったような気がします…
今は息子や孫に無理言って農業を継がせるよりも、
とっとと金に換えてしまえ!という感じです(-_-;)
これからも本気で農業を続けたい人のためにも、
国主導で平成の農地解放をしてもらいたいですね。
2017/04/26(水) 21:08 | URL | あづみのまる #jlvJE8rM[ 編集]
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