安曇野発ケチケチファーマーズブログ
地元の新聞で県道55号大町麻績インター千曲線の差切峡で落石があり、
千尋橋の欄干が破壊され通行止めという記事を目にしたのだが、
どの程度破壊されているのか気になり見に行くことに…

バリケード
©az-tic life

差切峡の東側には温泉旅館などがあるため西側からアクセスすると、
西側に位置する重集落の外れから通行止めになっていたが、
幸いなことに歩行者と二輪車は通行可能となっていた。
とりあえず道路脇にクルマを止めて徒歩で千尋橋を目指す…

冷沢橋
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すると3号隧道を潜った先にある冷沢橋の袂に何やら赤い車両が!?
良く見ると筑北村消防団の消防車がポツンと停まっていた…
荷台の装備品にシルバーシートが掛けられているところからすると、
暫くの間この場所に停めたまま動かしていないようだ。
考えられる理由は山清路橋に2t制限が掛かっているため、
麻績消防署は生坂村の一部も管轄に入れている可能性があり、
今回の通行止めを受けて消防団を生坂側に待機させているのだろう。

そんな消防車が発する強烈な存在感を背中に感じながら、
何か新たな発見はないものかと冷沢橋の下を身を乗り出して覗き込むと、
昨年の秋には気付かなかった驚くべきものを見つけてしまった…

旧冷沢橋?
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なんと橋の下に橋が落ちている(゚Д゚;)


これは廃道サイト『山さ行がねが』にも載っていなかった新事実…
残骸を見ただけではこの橋に何が起こったのか分らないが、
過去に3号隧道の上にそびえる巨岩の一部が崩れ落ちてきたのか、
それとも架け替えの際に取り壊したまま放置されたのか、
とても気になるためヨッキ氏に追加調査をして頂きたいものだ。

千尋橋
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すっかり脱線してしまったが少し歩くと目的の千尋橋に到着。
橋の真横にある岩がおよそ縦3m、横2mに渡って剥がれ落ちた跡があり、
谷の中に落ちたとみられる岩が幾つかに割れて横たわっていた…
欄干が少々破壊されているとはいえ橋桁に大きなダメージは見られないため、
今後は落石防止ネットを設置する程度で通行再開になるかもしれない。


 追記(平成28年12月27日時点):

 橋桁下部に複数の亀裂が見つかり全面通行止めとなった模様orz
 お出かけの際はこまめにチェックしていただきたい↓

 交通規制情報/松本建設事務所 - 長野県

 追記(平成29年4月29日時点):

 橋が架け替えられ4月28日に全面通行止めが解除されました♪

廃林道橋台
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この後『ドの渕』と『大滝八たん』を見物しクルマに戻ろうかと思ったが、
もうひとつ気になるものがあることを思い出し見ていくことに。
その気になるものとは冷沢橋の架かる被岸沢の上流へと続く廃林道だ…
『山さ行がねが』では深追いしなかったと綴られているが、
そもそもなぜ植林に向かない急峻な谷に林道が続いているのか、
地図や衛星写真を見ながら何となく疑問に感じていた。

セブンアップ
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日没までの時間は長くはなかったが下見程度のつもりでいざ潜入!
コンクリートの橋台を見上げながら被岸沢の右岸へ渡ると、
足を踏み出す度に地面がザクザクとおかしな音を発している…
チラッとガラスのようなゴミが見えたため落ち葉を搔き分けてみると、
『セブンアップ』なるレトロな飲料のガラス瓶が出てきた。
まだ地中に埋まっているであろうゴミの量や場所から考えると、
廃林道の橋が現役だった時代にクルマで持ち込まれた可能性がある…

廃林道石垣
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被岸沢に沿って作られた廃林道は1車線分の幅しかないが、
谷側の擁壁は思わず見とれてしまうほど丁寧な石積みで作られていた…
路盤の上には山側から流れ込んだ土砂と落ち葉が分厚く積もり、
舗装されているかどうかはスコップで掘らなければ確かめられない。

コーヒー
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路盤が完全に埋もれていたり笹藪になっている場所はあるが、
狩猟やキノコ採りの目的で人の出入りは多少あるらしく、
サントリー『BOSS』といった比較的新しい年代の空き缶はもちろん、
ラベルに対し底に外れる蓋が付いている懐かしい空き缶など、
現代から20年以上前の様々な空き缶が転がっていることにも驚いた…

路盤流失
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そんなレトロなお宝がザクザク眠る廃林道を400~500mほど歩くと、
路盤に開いた深い穴に阻まれ先に進めなくなってしまった…
アンバランスな擁壁に積もった落ち葉には踏み跡が微かに残されているが、
万が一崩落すれば痛いでは済まされないため引き返すことにorz

リベンジあるのみ!
©az-tic life

消防車が待つ冷沢橋まで戻ると辺りはすっかり薄暗くなっていた。
家に帰ってから改めてこの廃林道について調べてみると、
昭和40~50年代の航空写真には比較的クッキリと写っている♪
しかし市町村境が十字になっている場所より北側に道らしきものは見当たらず、
被岸沢の上流にある南小松尾集落まで通じているかは不明…
これは暖かくなってから本格的な登山の装備でリベンジするとしよう!
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