安曇野発ケチケチファーマーズブログ
大掃除で11年前に撮影したアートチャリの写真が出てきたのだが、
肝心のネガは行方不明のため写真をスキャンしてデジタル保存してみた。
ついでに過去から現在までに撮影したアートチャリの写真を並べて、
『初代大鬼丸』と『安曇野丸』の進化の歴史を改めて振り返ってみるとしよう。

初代大鬼丸
©az-tic life

これは高校の通学車として乗っていた『初代大鬼丸』の最後の姿。
小中学生の頃から乗っていたナショナル・26インチ・シティ車をベースに、
アクリル製のふそうマークアンドンやアルミ平棒製のフェンダーステー、
EVAドロヨケなど通学車としては派手ながらも実用的に飾っていた。
しかし駅の駐輪場でフェンダーステーを曲げられるなどの被害が続出し、
高校3年の春頃に仕方なく解体してノーマルに戻してしまった。
実は中学生の頃にもメッキ金具やマーカー等で飾っていたものの、
その後ノーマルに戻したという過去があることはあまり知られていない。

安曇野丸 その1
©az-tic life

高校2年の秋頃に信濃乃国一のフルアートチャリを製作したいと思い、
ベースとなるマルキン・26インチ・軽快車を購入すると同時に設計を開始。
雨でふやけるようなベニヤ板よりもアルミ板の方が良いと考え、
ジグソーで切り出したアルミ板を角材とハンマーを使って折り曲げ、
同じくジグソーで切り出したアルミ縞板になべこねじとナットで留めるなど、
手間暇を掛けて高校3年の夏頃にようやく形が出来上がってきたのだ。
この時点で荷台は平ボティにするか箱にするか迷ったままで、
全26個のマーカーと各アンドンはスイッチひとつで制御していた。

安曇野丸 その2
©az-tic life

高校3年の秋頃になるとフレームを重量感のある紺色に塗装し、
アンドンは緑色のグラデーションを入れてより華やかな印象になった。
同時にバンパーを車体中央に寄せるなどしてオーバーハングを短縮し、
シートキャリアのステーを補強して走行中のブレを極限まで抑えた。
しかし荷台は相変わらずどうするか迷ったままで設計も進まず、
とりあえずの措置としてリアバンからはめ殺しのリアアオリを立ち上げ、
上部にリアスポイラーを装着することでリアビューの寂しさを解消。
それが後になって抜群のスタイルに繋がるとは想像もしていなかった。

安曇野丸 その3
©az-tic life

高校を卒業すると同時にリレー機を搭載し本格的なアンドン板を製作。
透明のアクリル板に鏡面のカッティングシートを気泡が入らないように貼り、
デザインカッターで左右逆になるように文字や柄の部分だけを切り抜き、
その上からマスキングを駆使しながら順番に色を塗るという手法で、
実車のアンドン板とはアクリルミラーエッチング以外ほとんど同じ手法だ。
さらにアルミ板が剥き出しだった部分にカッティングシートを貼ったり、
バンパーのマーカーにPPシート製のカバーを被せてスタイリッシュにしたり、
EVAドロヨケを紫にするなどして90年代の2tアートをモチーフにイメチェンした。

安曇野丸 その4
©az-tic life

19歳になった頃にようやく荷台を平ボディに決定したのだが、
リアバンから荷台まで距離があり3連テールだけでは埋まらないため、
仕方なくはめ殺しのリアアオリを残したままサイドアオリとプロテクを装着。
これが意外にもバランスが良く抜群のスタイルになったことから、
無理にアンドン等で埋めずに3連テールのみでシンプルに仕上げた。
次の年にいざよい会第1回チャリティ撮影会でイベントデビューを果たし、
信濃乃国では久々となるフルアートチャリの登場でかなり注目を浴びたものの、
翌月20歳になったと同時に例外を除いて公道走行から引退することにした。

安曇野丸 その5
©az-tic life

2004年からはイベント専用として保存しなが少しずつアートアップ。
高さを強調するためプロテクトップにアルミアングル製の格子状の飾り、
シートキャリアには塩ビ管を鋭角に切り出したロケットを装着。
さらにサドルカバーとシートキャリアの内張りに紫のモケットを採用し、
PCスピーカーを流用したアンプとスピーカーボックスを搭載した。
サイドの『AZUMINO ART LINE』は安曇野に点在する美術館を結ぶ道路、
『安曇野アートライン』の隠れた名所という意味を込めたものだが、
今思えば『あづみ野やまびこ自転車道』ばかり走っていた気がする。

安曇野丸 その6
©az-tic life

2005年はデコチャリサイトで知り合った方からライトを譲って頂き、
それが丸石のフラッシャー付き自転車用のスタイリッシュなライトで、
2t車のライトを思わせるようなデザインは違和感なく溶け込んでくれた。
最初に入っていた電球は取り外してLEDポジション球に置き換え、
ナイトシーンでは縞板の模様に反射して複雑な光を演出してくれる。
次の年は親戚の倉庫を片付けていて発見した旧車用補助ミラーを装着。
哥麿会夏の全国大会ではフルアートチャリとしては唯一の参加で、
アートトラック専門誌のDVDに収録されるなどして知名度が上昇した。

安曇野丸 その7
©az-tic life

2009年以降はバンパーにスリットを入れてスピード感溢れる雰囲気を目指し、
サッカー観戦でお馴染みの応援ラッパを流用したホーンを装着したり、
リアドロヨケをステンレス製にしたり、ペダルにアルミ縞板を張ったり、
重量感を出すためバンパーの開口部ににEVAドロヨケを装着するなど、
大まかなパーツの変更はなかったものの着実に進化してきた。
今後はクランクやハンドルをメッキタイプやステンレス製に交換したり、
マーカーの電球をLEDにするなど細部の完成度を高めていく予定だが、
たまには『ポムコツ安曇野丸』も飾ってやらないとかわいそうだ。
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する