安曇野発ケチケチファーマーズブログ
趣味と言う程ではないが、地質や地形を調べるのが好きだったりする。
特に石灰岩の分布や鍾乳洞の有無に関してはかなりの興味があり、
今までそのような記事を書いてこなかったのが不思議なくらいだ。
そんな中、地元紙に木曽町日義の洞窟見学会なる記事を見つけ、
いても立ってもいられず早速電話で問い合わせして参加することに…

日義公民館
©az-tic life

とりあえず長靴と軍手、ライトや地形図などをバックパックに詰め込み、
『ポムコツ安曇野丸』で国道19号を走ること1時間半で日義公民館に到着。
地元紙に記事が載っただけあり遠方からも参加者が来ると思いきや、
ほとんどが木曽町日義の方で、中にはすぐ近くから歩いてくる方もいた。
参加者の年齢は小学2年生(?)から70代くらいのお年寄りと様々で、
過酷な探検と言うよりは気軽なトレッキングに参加しているような気分だ。

沢登り
©az-tic life

しかし日義公民館から砂ヶ瀬川の上流までマイクロバスで上がると、
そこからはトレッキングとはかけ離れた道なき道をひたすら歩く…
途中に水量の多い川を渡らなければならない場所が何箇所もあり、
滑りやすい岩で滑ったり長靴に水が入ったりと参加者は苦戦した様子。
渡るのが難しい場所は大きな石を投げ入れて飛び石を作ったり、
調査した時に掛けたであろう丸太の橋を渡って黙々と歩き続けた。

洞窟入口
©az-tic life

歩き続けること40分…「おお~っ!」と言う歓声が聞こえて見上げると、
緑に覆われた石灰岩の崖の途中に洞窟が大きな口を開けていた。


((((o゚▽゚)oうははっ♪


既に誰かが見ている景色とは言え、この瞬間がたまらないのだ。

洞窟内部
©az-tic life

洞窟の大きさは幅5m、高さ7m、奥行き20mとかなり小規模なもの。
鍾乳洞ではなく石灰岩が近くにある断層によって無数の亀裂が生じ、
たまたま中央部が抜け落ちることで出来上がったと言った感じだ。
天井の亀裂からは地上の木の根と思われるものがぶら下がっていて、
状況からするとさらに奥へ続いているかどうかは微妙な感じ…
それでも壁面にはわずかにフローストーンのような付着物があり、
この地域に未発見の鍾乳洞があってもおかしくないことが分かった。

砂ヶ瀬集落
©az-tic life

洞窟を見終わると古い林道へ上がって涼しい木陰でランチタイム♪
そして林道を1時間ほど歩くと何とものどかな砂ヶ瀬集落が見えてきた。
濃い緑の中に赤いトタン屋根が映える景色は木曽特有のものだが、
赤いトタン屋根が多い理由は単に他の色よりも安いからだったような?
このあと新しく整備されたと言う林道をマイクロバスでドライブし、
ラップサイレージが並ぶ牧草地帯を抜けて日義公民館へ戻った。

今回の洞窟見学会は調査が終わった場所のみだったが、
砂ヶ瀬川を中心とした広い範囲に石灰岩が分布していると言うことで、
今後の調査で新たな洞窟や見所が見つかることを期待しよう。

日義の洞窟を観光資源に
木曽町公式サイト
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