安曇野発ケチケチファーマーズブログ
某温泉旅館から出来れば雑穀も作ってほしいと頼まれ、
今年から本格的に黍と粟を作ってみることにした。
そのためにはロール式播種機が必要になってくるのだが、
市販の『クリーンシーダ』や『菜々子』は4万円前後もするうえ、
繰り出しロールも2,000円前後で種類に限りがあるため、
とりあえず家にある廃材を利用して完全自作することに…

ロール式播種機 材料
©az-tic life

材料は太い塩ビ管と細い塩ビ管、鉄平棒、鉄丸棒、鉄板、鉄パイプ、
『ビニペット』、除草剤の空容器、カセットスプロケット、チェーン、
なべこねじ、ナット、リベット、Rピン、ワッシャー、ラッカースプレー、
樹脂板、ステンレス板等で材料費は1,000円にも達していない。
ちなみに、『ビニペット』はCチャンネルよりも軽量で強度があり、
溶接以外の接合方法なら色々な用途に使えるマルチ素材だ。

ロール式播種機 各部品
©az-tic life

まずは太い塩ビ管を輪切りにし、鉄丸棒のスポークを組み込む。
次に鉄平棒をコの字に曲げたもの2つを2本の鉄平棒で接合し、
『ビニペット』のメインフレームを捻りが出ないように組み付け。
その他、カセットスプロケットを取り付けるためのフランジ、
繰り出しロール側のスプロケットと駆動軸、繰り出しロール、
除草剤の空容器で作ったホッパーとその取り付け金具、
ハンドル、マーカー、溝切り&覆土器を現物合わせで製作。

ロール式播種機 繰り出し装置
©az-tic life

ロール式播種機の要となる繰り出し装置は実に単純。
ホッパーの真下で窪みが施されたロールが回転し、
窪みに入った種が下向きになった時に落ちるというものだ。
ただ、種が一定量ずつ確実に落ちるようにするのは難しく、
窪みの面取りと磨き、ステンレス板によるガイドのテンション、
種の損傷を防ぐためのスポンジテープの厚さや長さ等、
細かい部分を調整しては何度もテストを繰り返した。

ロール式播種機 完成
©az-tic life

最後に全ての部品を計測・修正しながら組み立てれば終了。
試しに畑で転がすと、車輪や繰り出しロールの偏心もなければ、
チェーンの引っ掛かりや歯飛びもなくスムーズに転がってくれた。
適当な粒を使って覆土の厚さを測ると設計通りの2cmを確保。
発芽が可能な範囲で鳥につつかれにくい理想の深さだ。
改良の必要がある部分はチェーン引きの取り付け位置の変更、
マーカーがセンターで固定出来るようなクリップの追加、
それに左右の水平を保ちながら転がせるハンドル捌きくらいだ。

さて、意外と簡単に出来てしまったロール式播種機…
手押し型に続いてロータリー牽引型も作れそうな気が!?

※参考にしないで下さい。現在は玉葱と雑穀の直売は行っていません…
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