安曇野発ケチケチファーマーズブログ
新しいトラクターのメンテナンスは12月に入ってからようやく開始…
しかも細かい部分に拘り過ぎて年内の稼働が出来ないまま終了(o_ _)o
まあ長年風雨に晒されてきたのだから暫しの休息期間だ♪

US601ジャッキアップ
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当初はFタイヤ、Fタイヤチューブ、エンジンオイル、エンジンオイルフィルター、
クーラントの交換と劣化した塗膜の磨きやマフラー塗装だけだったが、
錆びまくりのホースバンドやグリスニップルも気になってしまい、
一流メーカーのオールステンレス製をネットで注文!
さらに心配性のためパワステホースやファンベルトも交換することに(^_^;)
その他ヤンマーホワイト、ヤンマーネイビーグレーの塗料も購入…
これら純正部品、純正同等部品を合わせると合計なんとビックリ14万円超えw
(※下記に登場する牽引ヒッチ、タイヤ、チューブ等含む)
まさかと思い社外品や安物で試算してみると10万円くらいにorz
使用時間が少ないからと奮発したのは果たして正解だったのだろうか?

牽引ヒッチ一式
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磨きも大切だが忘れてはならないのは足りない装備の追加!
このクラスにしては珍しく付いていない牽引ヒッチはヤンマーで購入♪
しかしコレがなかなか重く取り付けには工夫が必要で、
安物のミッションジャッキか何かを購入しようかとも思ったが…

牽引ヒッチ取付
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物は試しと一輪車のフレームに載せて腹下に潜り込ませ、
ボルトで仮留めしたら一輪車のタイヤの空気を抜いて引き出すことで、
一人でも簡単に取り付けることが出来たヽ(´ー`)ノ

マフラー錆落とし
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マフラーの錆はワイヤブラシと曲面にフィットする『マジックロン』で落とし、
耐熱塗装に備えてパーツクリーナーでしっかり脱脂洗浄!
表面のボコボコも気になるが肉薄のため削ることは出来ない…

マフラー塗装
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耐熱塗料はどこでも入手可能なKURE『耐熱ペイントコート』をチョイス♪
仕上がりを左右する焼き付けは適当な煙突パイプの中に吊るし、
下からアウトドア用のコンロで熱気を送ることによりチンチンに加熱!
エンジンを掛けて過熱するより温度ムラが少なく確実なはず…

マフラー取付
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焼き付け後はつや消しブラックにしては少々輝いて見えるが、
塗膜は引っ掻いても剥がれない強度を持っている(゚Д゚;)
ところでタイコの後ろに見える黒いミミズ状の物体…
エンジンルームとキャビンの間にスポンジが貼られているのだが、
劣化した上面に雨水が染み込み苔が生えていたことから、
コーキング剤を盛って上面から側面に掛けて雨どいを作ってみたのだw
ささやかな拘りではあるが新たな機能性と耐久性が備わった♪

ビード落とし
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難しいと思われたFタイヤのビード落としはジャッキを使えば簡単♪
ホイールからタイヤを外す手順は自転車と変わらないが、
全身運動となるため冬なのに汗だくに(;´Д`A
新しいFタイヤは純正と同じブリジストン製をチョイス!
見えないチューブはファルケン(オーツ)製でコストダウン…

ホイール塗装
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Fホイールはリムとディスクの接合部だけ錆びていたが、
元々の塗装にザラつきやムラがあったことから全体を塗り直した♪
リアホイールはリムとディスクの接合部のみ塗装…

タイヤ装着
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塗り直したホイールに新品のタイヤとチューブを装着!
ピカピカ&黒々していて足回りだけ見ていると新車のよう(*´∀`)
ボルトは念のためトルクレンチで規定値に締めておいた…

鏡餅♪
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ビニールハウス内のため日が当たっている間は暖かいとは言え、
日中の気温差で機体が結露するようになってきたことから、
シャーシやロータリー等の塗装は来年3月以降までお預けに(´・ω・`)
とりあえず外した部品を元に戻して鏡餅をお供え…
何はともあれウチに来てくれてありがとう!今後もよろしくね♪

ヤンマー株式会社
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先週の差切峡探索では完全に落葉して見通しが良かったことや、
スズメバチやマムシ等に遭遇する危険も少なかったことから、
低山を歩き回るには今の時期が最適だなと改めて実感…
と言うことで今週も山奥の気になる場所へ行ってみることに♪

今回は信州新町の山奥にある規模の大きな砂防ダムにロックオン!
ネット検索してもコレといった情報が出てこないため、
ダムの名称や竣工年といった詳しいスペックを知りたければ、
直接現地に行ってこの目で確かめる以外に方法はない。
何よりダムへと通じる1.2kmの林道は何年も管理されていないようで、
ダムよりも廃道を歩くことの方が楽しみだったりする(*´∀`)

林道入口
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国道19号線から外れて県道393号小島信州木崎線を進み、
岩本集落を過ぎるとすぐに林道の入り口が見えてきた。
2012年に撮影されたストリートビューの画像では道が開けていたが、
現在では笹藪に覆われていてクルマで入る気にはならない…
しかしぬかるんだ場所に深い轍が残されていることから、
ダムの管理や狩猟等で走破性の高い4駆が出入りしているのだろう。
林道の脇には砂防指定地の看板と標柱が立てられていて、
それによると砂防ダムがある沢の名は『篠川(沢)』と呼ぶようだ。

法面崩落
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笹藪を掻き分けながら進むと林道はすぐにススキの藪へと姿を変えた。
良く見るとススキの穂が切れていたり低木の枝が折れていたりと、
多少の傷もお構いなしに4駆が入ってきていることが伺える。
しかし最初の法面が崩落している地点を過ぎると轍は遂に姿を消し、
手入れの行き届かなくなった未舗装の路面は大雨により浸食されたのか、
深さ50cm前後の痛々しい凹凸があちらこちらに刻まれていた…

アスファルト
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奥へ進むにつれて朽ち果てる一方かと思われたこの林道だが、
ダムまで残り600mというところで突如アスファルトの路面が現れた…
雨で浸食される心配のない丈夫な路面は雨で洗われたのか、
端を除けば現役の道路かと思うくらいに堆積物が少ない。
そんなアスファルトの路面も少し進むと再び未舗装の路面に戻った。

ガードレール
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ダムまで残り200mの地点で支流から回り込むように切通しを抜けると、
林道の勾配が増すと同時に転落防止用のガードレールが現れた。
さらにダムまで残り100mになると再びアスファルトの路面に変わるのだが、
2車線はあろうかという広い道幅が確保されていて驚いた(゚Д゚;)
単にダム建設時の資材や車両の置き場所だった可能性もあるが…
そして最後のカーブを曲がりススキの藪を掻き分けるとそれはあった!

ダム到着
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((((o゚▽゚)oわ~お!



ダム裏側
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規模の割にネットで検索してもコレといった情報がなかった砂防ダム♪
スタンダードな形状に1本のスリットが半分の高さまで入れられ、
普段から水を湛えながらも土石流はしっかりと受け止める構造になっている。
やはり規模が大きいだけにキャットウォークやフェンスが備えられ、
左岸側にはソーラーパネルと観測機器のようなものが設置されている。

石碑等
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ススキの藪に埋もれるように看板、石碑、定礎がまとめて設置され、
それによるとダムの名は『篠沢砂防堰堤』または『篠沢砂防ダム』と呼ぶようだ。
書かれていた内容を分かりやすくまとめると下記の通り↓

 平成11年度 荒廃砂防工事 篠沢砂防ダム
 高さ30m 長さ96.5m 貯砂量721.000㎥(点とカンマの誤り?)
 着工平成元年8月 竣工平成11年10月 
 長野県土木部 土尻川砂防事務所
 篠沢ダム建設促進期成同盟会会長 信州新町長 中村○

砂防ダムの工事に10年もの歳月が掛けられているとは驚き(゚Д゚;)
単純に考えればダム本体よりも先に1.2kmの林道を開通させる必要があり、
その工事も含めた期間が書かれているだけなのかもしれない…

上流側
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地図を見る限りダムの上流側に600mほど林道が続いているようだが、
未舗装で2~3m先も見えないような激藪が続いていることから探索を断念orz
昭和40~50年代の航空写真ではコレといった人工物が見当たらず、
ダムに沈んだ旧道や何らかの遺構が残されている可能性は極めて低い…
長野市の西山地域と呼ばれる山間部で集落がある場所と言えば、
小さな盆地や日当たりの良い尾根が真っ先に思い浮かぶが、
狭く急峻な篠川(沢)の谷は人が暮らすのには不向きだったのだろう。

桜
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それでも何か残されているものはないか辺りを見回していると、
2車線分の道に沿って桜が植えられていることに気付いた。
これはダムが完成した時に記念として植えられたのかもしれないが、
林道が朽ちてしまった今では気軽に見に来ることは出来ない…
そもそも土砂災害を防ぐために建設されたダムなのに、
一緒に作られた林道が新たな浸食を生み出すとは皮肉な結果だ(´・ω・`)

家に帰ってから『篠沢砂防堰堤』や『篠沢砂防ダム』でネット検索すると、
写真付きのPDFファイルが2件だけ引っ掛かった↓

 第59期事業報告書 - 鉄建建設株式会社
 土尻川砂防事務所管内における高さ15m以上の砂防堰堤

写真の緑鮮やかな木々に囲まれたダムは眩しく輝いていて、
今回見てきた寂しさ漂う冬の景色とはまるで別世界…
時間があれば桜が咲いている季節に再訪してみたいものだ(*´∀`)
地元の新聞で県道55号大町麻績インター千曲線の差切峡で落石があり、
千尋橋の欄干が破壊され通行止めという記事を目にしたのだが、
どの程度破壊されているのか気になり見に行くことに…

バリケード
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差切峡の東側には温泉旅館などがあるため西側からアクセスすると、
西側に位置する重集落の外れから通行止めになっていたが、
幸いなことに歩行者と二輪車は通行可能となっていた。
とりあえず道路脇にクルマを止めて徒歩で千尋橋を目指す…

冷沢橋
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すると3号隧道を潜った先にある冷沢橋の袂に何やら赤い車両が!?
良く見ると筑北村消防団の消防車がポツンと停まっていた…
荷台の装備品にシルバーシートが掛けられているところからすると、
暫くの間この場所に停めたまま動かしていないようだ。
考えられる理由は山清路橋に2t制限が掛かっているため、
麻績消防署は生坂村の一部も管轄に入れている可能性があり、
今回の通行止めを受けて消防団を生坂側に待機させているのだろう。

そんな消防車が発する強烈な存在感を背中に感じながら、
何か新たな発見はないものかと冷沢橋の下を身を乗り出して覗き込むと、
昨年の秋には気付かなかった驚くべきものを見つけてしまった…

旧冷沢橋?
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なんと橋の下に橋が落ちている(゚Д゚;)


これは廃道サイト『山さ行がねが』にも載っていなかった新事実…
残骸を見ただけではこの橋に何が起こったのか分らないが、
過去に3号隧道の上にそびえる巨岩の一部が崩れ落ちてきたのか、
それとも架け替えの際に取り壊したまま放置されたのか、
とても気になるためヨッキ氏に追加調査をして頂きたいものだ。

千尋橋
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すっかり脱線してしまったが少し歩くと目的の千尋橋に到着。
橋の真横にある岩がおよそ縦3m、横2mに渡って剥がれ落ちた跡があり、
谷の中に落ちたとみられる岩が幾つかに割れて横たわっていた…
欄干が少々破壊されているとはいえ橋桁に大きなダメージは見られないため、
今後は落石防止ネットを設置する程度で通行再開になるかもしれない。


 追記(平成28年12月27日時点):

 橋桁下部に複数の亀裂が見つかり全面通行止めとなった模様orz
 お出かけの際はこまめにチェックしていただきたい↓

 交通規制情報/松本建設事務所 - 長野県

 追記(平成29年4月29日時点):

 橋が架け替えられ4月28日に全面通行止めが解除されました♪

廃林道橋台
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この後『ドの渕』と『大滝八たん』を見物しクルマに戻ろうかと思ったが、
もうひとつ気になるものがあることを思い出し見ていくことに。
その気になるものとは冷沢橋の架かる被岸沢の上流へと続く廃林道だ…
『山さ行がねが』では深追いしなかったと綴られているが、
そもそもなぜ植林に向かない急峻な谷に林道が続いているのか、
地図や衛星写真を見ながら何となく疑問に感じていた。

セブンアップ
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日没までの時間は長くはなかったが下見程度のつもりでいざ潜入!
コンクリートの橋台を見上げながら被岸沢の右岸へ渡ると、
足を踏み出す度に地面がザクザクとおかしな音を発している…
チラッとガラスのようなゴミが見えたため落ち葉を搔き分けてみると、
『セブンアップ』なるレトロな飲料のガラス瓶が出てきた。
まだ地中に埋まっているであろうゴミの量や場所から考えると、
廃林道の橋が現役だった時代にクルマで持ち込まれた可能性がある…

廃林道石垣
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被岸沢に沿って作られた廃林道は1車線分の幅しかないが、
谷側の擁壁は思わず見とれてしまうほど丁寧な石積みで作られていた…
路盤の上には山側から流れ込んだ土砂と落ち葉が分厚く積もり、
舗装されているかどうかはスコップで掘らなければ確かめられない。

コーヒー
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路盤が完全に埋もれていたり笹藪になっている場所はあるが、
狩猟やキノコ採りの目的で人の出入りは多少あるらしく、
サントリー『BOSS』といった比較的新しい年代の空き缶はもちろん、
ラベルに対し底に外れる蓋が付いている懐かしい空き缶など、
現代から20年以上前の様々な空き缶が転がっていることにも驚いた…

路盤流失
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そんなレトロなお宝がザクザク眠る廃林道を400~500mほど歩くと、
路盤に開いた深い穴に阻まれ先に進めなくなってしまった…
アンバランスな擁壁に積もった落ち葉には踏み跡が微かに残されているが、
万が一崩落すれば痛いでは済まされないため引き返すことにorz

リベンジあるのみ!
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消防車が待つ冷沢橋まで戻ると辺りはすっかり薄暗くなっていた。
家に帰ってから改めてこの廃林道について調べてみると、
昭和40~50年代の航空写真には比較的クッキリと写っている♪
しかし市町村境が十字になっている場所より北側に道らしきものは見当たらず、
被岸沢の上流にある南小松尾集落まで通じているかは不明…
これは暖かくなってから本格的な登山の装備でリベンジするとしよう!
寒くなり石油ファンヒーターを引っ張り出してきたのだが、
点火すると突然ボォー!と凄い燃焼音と熱によるミシミシ音を発し、
設定温度に達するとお次はボッ!ボッ!と咳や異臭を放ち、
最後はエラーコードE03を表示して勝手に消火…
昨シーズンからポッ!ポッ!と異音を出していたため、
そろそろメンテナンスしなければと思っていた矢先の出来事orz

ダイニチ FHY-32GS8
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ちなみに機種はダイニチ『FHY-32GS8』で良く見れば2006年の製造…
これまで炎を検知するセンサー(?)のシリコンは落としたことはあるのだが、
今回はネットで調べてみると気化器周辺の汚れが原因とのことで、
適当に分解してクリーニングしてみることに┐(´д`)┌

クリーニング前
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気化器はフロントパネルを外すだけで簡単にアクセス出来る♪
バネを飛ばさないよう慎重に噴射量を調節するニードルを抜き取ると、
ニードルにカーボンなのかタールなのか良く分からないが、
謎の黒い汚れがガチガチにこびり付いていた…

クリーニング後
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ネットの記事を参考にバーナーでニードルを熱し、
ガチガチにこびり付いた汚れを綺麗さっぱり焼いて除去!
ニードルが収まるノズルの汚れもバーナーで焼こうと思ったのだが、
ロウ付けが溶けて修理不能になる恐れもあることから、
真鍮の針金を突っ込んでガリガリと掻き出し、
気化器の中をパーツクリーナーで塵一つ残さず洗浄…

トロ火♪
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組み立ては逆の手順で行えばクリーニング完了ヽ(´ー`)ノ
早速スイッチを入れると灯油が回るまでは点火に手こずる感じで、
その後はシューという落ち着いた燃焼音で推移…
肝心の設定温度に達するとファーという安定したトロ火に♪

この記事を書いている今現在も特に問題はないため一応直ったはずw
なお火を扱う器具のため分解・修理はもちろん自己責任だ…