安曇野発ケチケチファーマーズブログ
今年の稲刈りは雨と機械的トラブルに振り回されながらも何とか終了(o_ _)o
昨年同様一日ずつ書く気力は残っていないため一まとめで…

夕暮れ…
©az-tic life

1日目は昨年から借りている田んぼから刈り取りスタート!
軽い倒伏と低い部分のぬかるみが少々気になるが、
45度刈りと中割り刈りで穂に泥をつけないよう丁寧に刈り取り(;´Д`A
しかし収穫した籾を見ると謎の枯れ葉が混じっている…
原因は一部のサイドカバーを付け忘れていたという単純ミスw

2日目は民家の庭先を通って行く田んぼへ移動し、
枝垂桜の下を除いてほぼ直立した稲をスイスイ刈り取り♪
のはずだったがゴトゴト音がして速度を1割ほど落とす事態に(゚Д゚;)
理由は新しい田植機が33cm仕様のため株間が狭く、
今までと同じ速度で同じ4条取り込んだ場合、
入ってくる穂の数は1割多くなるためだと考えられる…
30cm仕様の頃は最高速度が出せたと考えると馬力は重要だorz

内側は普通。
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3日目の午前は機械作業を受託している田んぼを刈り取り、
午後はとある栽培技術を試している田んぼへ移動…
元肥ゼロでスタートした稲は他の田んぼとほぼ同じ時期に出穂し、
早く黄色くなることもなければ青みがダラダラ残ることもなく、
順調に登熟してくれたおかげで予定通りの収穫を迎えることが出来た♪

畦際は凄い♪
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驚いたのは畦際の穂が他の田んぼに負けないくらい大きく、
収量も排出の回数でしか数えていないが例年と変わらない感じ(*´∀`)
また元肥ゼロで育った稲は根が地中深く伸びているためか、
ぬかるんだ場所で根ごと引き抜けたり倒れたりすることが一切なく、
明らかに玉葱の残肥が効いた場所を除けば倒伏は一切見られなかった…
来年は硫安を2回に分けて流し込んだりIB窒素を使ったりと、
複数の田んぼで色々な方法を試してみるとしよう♪

そんな感じでとある栽培技術を試している田んぼを刈り取っている時、
エンジンの負荷を表示するロードモニターにちょっとした異変が…
普段なら旋回も含め70~90%の間で変動しているのだが、
いつの間にか0~100%の間で激しく上下するようになっていたのだΣ(゚Д゚)
これはただ事ではないと思い作業を中断して早速洗車!
Vベルトの磨耗か異物が絡まっているのではとあちこち点検すると、
何と右側のアイドラがもげそうになっていることが判明w


\(^o^)/オワタ


クローラーが脱げてしまうという最悪の事態は避けられたが、
足回りのベアリングが破損したまま走っていたと思うとゾッとしてしまう…

ジャッキアップ↑
©az-tic life

とりあえずヤンマーに電話すると部品が届き次第修理してくれることに…
後日担当者がやって来るとフロアジャッキで車体を持ち上げ、
慣れた手つきでクローラーをずらしてアイドラをちゃちゃっと交換♪
部品代34,000円+技術料4,000円+出張料1,000円で税込42,120円orz

輪が、輪がぁぁぁぁぁ!
©az-tic life

古いアイドラは内側にベアリングの輪がはまっているはずだが、
浸入した泥や軸に削られ見事なまでに姿形がなくなっていた(((゜Д゜;)))
アイドラのベアリングは手で回して点検することが面倒なため、
気付かないうちに内部の損傷が進み一気に破壊を迎えたようだ…
クローラーを張った時にトラックローラーの微妙なガタも気になっていたが、
担当者曰く1番目と最後のトラックローラーの寿命も短いとのことorz
アイドラ修理後の連休はスッキリ晴れ渡った日が続いたが、
連休前の雨で田んぼに水が溜まってしまい乾くまで待つことに…

そして4日目は刈り取りを受託している田んぼから再開!
ほぼ全ての田んぼで稲が直立していたおかげでスムーズに刈り取り♪
しかしトラックローラーのベアリングも破損しないか心配で、
気休めにしかならないが田んぼ1枚が終わるごとにグリスアップ…

5日目は昼過ぎから雨が降ってきたため予定通りに刈り進まず、
再び田んぼに水が溜まってしまい乾くのを待つことにorz

6日目は5日目の田んぼの続きだが予想以上にドロドロで、
湿った籾がグレンタンク内でブリッジして排出も困難になったため、
移動は面倒だが乾いている田んぼから刈ることにした…

努力が報われた瞬間(o_ _)o
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7日目は昨年赤米が出た田んぼを恐る恐る刈り取ったものの、
赤米用の除草剤体系と徹底的な抜き取りにより赤米の量は激減!
農協が新たに採用する除草剤の試験を行いたいとのことで、
タダで頂いた2回体系と3回体系の除草剤を2枚の田んぼに分けて投入…
その後の抜き取り調査は田んぼ2枚を一人で3日掛けて行い、
残存数は2回体系が140本/10a、3回体系が100本/10aとなった♪
(※自然に生えてきたコシヒカリを含む)
驚いたのはこれだけの除草剤でも豊年エビが泳いでいたり、
抜き取りに入った時は足元で無数のトンボが一斉に羽化していたりと、
昔に比べ除草剤の環境負荷は確実に減ってきているようだ…

8日目は足回りから刈取部から排ワラカッターまで丸洗いし、
ドロドロで刈れなかった田んぼを一方向刈りで丁寧に刈り取り…
穂に泥を付けると汚粒やクリンプ網の詰まりに繋がるため、
地面の状態に加え倒伏の方向や角度も見ながら45度刈りや中割り刈り、
常に左側か進行方向側へ倒れているように刈る一方向刈りなど、
時間は掛かるが様々な刈り方を使い分けるのだ┐(´д`)┌

ベアリングだけでなくオペレーターの寿命も磨り減った今年の稲刈りorz
来シーズンに向けてこの冬は足回りのオーバーホールだ♪
ただ自分でチマチマやるかヤンマーにお願いするか迷っていたり…

ヤンマー株式会社
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今年もコンバインのメンテナンスは必要最低限に抑えることに(´・ω・`)
昨年は磨耗部分をごっそり切り落として鉄板を溶接したのだが、
問題なく機能してくれたおかげで今年は溶接機の出番はなさそうだ…

部品
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とりあえずヤンマーあづみ野支店で細々した部品を購入♪
処理胴切刃(4個)、チェックバルブ(4個)、2番シール、防塵シール、
こぎ胴穴カバー(2個)、こぎ胴穴カバー小(2個)、セット穴カバー(2個)、
回転刃150×27(6枚)、こぎ歯B(1個のみ)で合計20,909円(*´∀`)

こぎ胴切刃塗装
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処理胴切刃は社外品のものを試したのだが結局は純正品が一番と判断…
ちなみにオフシーズンは切刃やクリンプ網をラッカースプレーで塗装し、
サビによる切れ味の低下や元々あるサビの進行をしっかり防止!

チェックバルブ交換後
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チェックバルブは引起チェーンの注油ホースに付いているバルブで、
集中注油タンクのオイルがサイフォンの原理で垂れ流しになるのが気になり、
ホースの劣化も進んでいたことから全て交換することにしたのだorz

UFO!
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そして今年は購入以来初めてとなるクローラーの張りを調節することに…
まずは車体をUFO(水平装置)で持ち上げてジャッキポイントにウマを噛ませ、
次に車体を下げる操作を行うことで簡単に足回りを浮かすことが出来るw

調節ナット締め
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肝心のクローラーの張り具合はメーカーや機種ごとに多少基準が異なるが、
ヤンマーの担当者によると『CA365』の場合は前から2番目のトラックローラーと、
クローラーの隙間が10~15mmになるようにすれば良いとのこと…
しかし実際は張るのにかなりの力を要したことから14mmと控えめに(;´Д`A

張り調節後
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それでも隙間が30mm近くもあった調節前の状態と比べると、
ステアリングの反応は格段に良くなり新車に乗っているような感覚だ♪

刈刃オーバーホール
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刈刃もオーバーホールのついでに購入以来初めてとなる調節を行い、
0.2mmのシムを1枚ずつ抜くことで刈刃と受刃の隙間を適正値にした(・∀・)
この時刈刃を駆動させるロッドやベアリングにガタがないかチェック!

防塵カバー自作
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機能には関係ないが刈取部の裏側にある防塵カバーが汚かったことから、
ホームセンターで購入した新しいビニールから切り出して完全自作w
その他エンジンオイル交換、クーラント交換、各部グリスアップ、
Vベルトやチェーンのテンション調整を行い即使用可能な状態に仕上がった♪
しかしトラックローラーに微妙なガタがあるのに気付いてしまい、
当初の予定より早いがシーズン終了後はオーバーホール決定にorz

そんなこんなで必要最低限のメンテナンスを終えたコンバイン…
今年の稲刈りもどうかノントラブルで乗り切ってもらいたいものだヽ(´ー`)ノ

ヤンマー株式会社